TOP>ANK療法の概要

ANK療法は、患者さんの血液延べ数リットルを透析のような装置で体外に循環させ、リンパ球を分離採取し、その中のNK細胞を活性を高め数も増やしてから、点滴によって体内に戻します。NK細胞はすぐに全身を巡り、直接、がん細胞を攻撃し、体内のNK細胞に活性化を促す大量の免疫刺激物質を放出します。1クールとして12回の点滴を原則、週二回のペースで行いますが、培養細胞は凍結保管されますので、治療スケジュールは柔軟に調整可能です。

副作用として、強い免疫刺激による免疫副反応があります。代表的なものは発熱で40度前後になることもあります。また悪寒や風邪のような症状など反応の出方は人によっても、同じ人でも点滴の度に様々に異なりますが、いずれも一過性で点滴後ほどなく自然に治まります。

費用は、1クールとして12回の点滴につき、おおむね400数十万円になりますが、医療機関毎に費用が異なりますのでお問い合わせください。