TOPがん治療の主役はNK細胞>使える治療を総動員して、がんと闘う

がん細胞を狙い撃ちし、正常細胞は傷つけない唯一の存在であるNK細胞。
その能力を最大限、引きだしていることがANK療法の最大の特徴です。

一つひとつ、がん細胞だけを仕留めていくことで、発熱のような一過性の免疫副反応を除けば、ほぼ、これといった副作用はありません。

点滴一回ごとに、培養されたNK細胞が、体内のがん細胞を傷害する効果と、体内に眠る大量のNK細胞に覚醒を促す免疫刺激効果がありますが、「効果がある」かどうかと、「治る」かどうかは全く別次元の問題です。標準治療の場合も、「効果はある」ものの、「進行がん」患者は、結局、ほとんどの場合、お亡くなりになるのです。がん細胞も増殖を続けていますので、免疫力が、がんを抑えていく勢いと、がんの増殖の勢いのどちらが優るかが勝負となります。

90年代にANK療法が開発された当初は、単独でも、進行がんを事実上の治癒に持ち込める強い治療強度をもつものとして設計されました。実際、臨床試験においては、標準治療を受けていない、末期進行がんの患者さん17名に、ANK療法を単独で6ケ月間、連続実施し、全員、完全寛解となりました。その後、5年以上、再発を認めないことを確認した上で、2001年、一般診療を開始しました。ところが、こういうやり方では数千万円の費用が発生し、また実際問題として、一般診療開始後は、標準治療を拒否するどころか、標準治療をやりつくされた、いわゆるがん難民という方々が集まりました。標準治療を限界までやりつくし、免疫細胞が傷んでからANK療法を実施するのですから、当然、理想的な条件で行われた臨床試験でみられたような効果の出方は期待できません。余命幾ばくもない方も多かったため、十分な治療を実施する前に、お亡くなりになる方も多かったのです。

2016年3月末時点で、2600名を超える方が受診されていますが、過半数の方がお亡くなりになっておられます。これは「奏効率」が半分以下ということではありません。培養細胞を体に戻せば、たとえ一回だけの点滴であっても、「何がしかの効果」位はあります。多少は、がん細胞を傷害するでしょうし、免疫刺激効果があるからこそ、熱もでるわけです。実際に、一度でもANK療法の点滴を受けた方は、次にリンパ球を採取すると見違えるように免疫細胞の状態が改善しています。患者様の多くは、「効果はありますか」と問われますが、「効果」というのは、一時的で部分的なものに過ぎません。標準治療は、効果はあるものの、結局、進行がんの患者さんは助からない、というものです。ANK療法の場合、体内に戻されたNK細胞が、がん細胞を傷害しますが、同時に、がん細胞も増え続けています。効果ぐらいはあるのですが、どちらが勢いに勝るか、それが問題です。また、点滴の度に、体内に眠るNK細胞も目覚めていきます。一度に点滴で体内に戻すNK細胞は、概ね数億個(最大でも10億個はこえないようにコントロールしています)、一方、がん細胞は、1cm大の腫瘍で、およそ10億個。そして、体内に眠るNK細胞は数百億個〜1000億です。体内に眠るNK細胞が目覚め総動員されれば巨大戦力になります。免疫力の戦力増強と、がんの勢いの戦いに勝つことが目標となります。ANK療法は、早い段階で実施するほど、少ない治療回数で威力を発揮するものです。

一般診療開始後は、標準治療を受けておられるという前提で、ANK療法実施回数を可能な限り少なくし、患者様の費用負担を抑えることを工夫してまいりました。他の治療法も、使えるものはすべて使い、「集学的な治療」を行うということです。がんの塊に短期間で打撃を与えられる局所療法(手術、放射線、その他、粒子線やサイバーナイフのような先端医療など)は、使える限り、使い、全身療法の中でも、免疫と相性がいい分子標的薬や、ホルモン療法は極力、ANK療法と同時併用、免疫とは相性は悪いものの、増殖の速いがんの勢いを削ぐのが得意な殺細胞性化学療法剤(一般的な抗がん剤)については、ANK療法と時期をずらして行う、など、あらゆる治療の組合せが検討されています。「がん細胞の数を減らすことが得意」な治療はいくつもありますが、「体内に分散するがん細胞を全滅させるもの」は、腫瘍免疫の主役であるNK細胞以外に見当たりません。他の治療により、がん細胞の総数を可能な限り、減らしたところで、ANK療法によってとどめを刺しにいくことが、治療の費用対効果を高め、患者様が助かる可能性を高めることと考えております。

進行がんを、ANK療法1クール(週2回の点滴 × 6週間、合計12回の点滴)単独で、完全に制圧するのは絶対に無理ではありませんが、かなり困難です。では、ANK療法を複数クール連続で行えば大丈夫かというと、まず、費用がどれほどかかるか読めない、ということと、時間の問題もあります。面談後、リンパ球を採取し、培養、点滴、、、 と続けていくと、最初の1クールを終えるまでに、面談後から最速でも2ケ月半ほどの時間がかかります。2クール目以降を連続して行う場合は、1クール当たり6週間の時間がかかります。余命がある程度ないと、ANK療法の威力が増していくだけの時間が残っていない可能性もあります。ANK療法実施医療機関では、まず、ANK療法や標準治療に加えて、どのような治療が使えるのかを検討します。たとえば、保険適用外処方による分子標的薬です。勢いの強いがんでも、増殖にブレーキをかけることができれば、ANK療法によって、傷害したがん細胞の数だけ、がん細胞の総数が減っていくことになり、状況を逆転させることも可能です。実際の治療設計は非常に複雑で、また、ケース毎に全く異なりますので、詳しくは、ANK療法実施医療機関に、ご自分の診断・治療履歴をお持ちいただき、個別に相談をしてください。

2600人の受診者の病歴や治療履歴は様々で、全員異なりますので、単純な平均値は何の意味ももちません。適切な治療設計を行い、有利な条件でANK療法を実施すれば、十分、進行がんを克服する可能性はある一方、他の治療をやり尽くし、がんが勢いを得て、体力も免疫力も低下してからANK療法を実施する場合は、免疫力を立て直す時間的な余裕が少なくなっています。少しでも、早く、できれば、「がんと診断されたらすぐに」ANK療法実施医療機関に、ご相談に行かれることを心より望んでおります。

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