TOPブログ > サバ缶レシピの落とし穴

2018年12月24日

  

えとせとら

私もサバは苦手なのに、サバ缶を時折、食べています。

 

EPAやDHAを摂るのに、確かに好ましい食材と考えています。 なお、EPAやDHAを摂ると痩せるという話もありますが、どちらも私たちの体を作るのに必要な「材料」ですので、あった方がいいとか、そういうものを食べる健康法もある、という類の話ではなく、摂らないとよくないものです。

 

ところが、このサバ缶をどうやって食べるかが問題です。

 

缶詰の蓋を開けたら、即座に、そして加熱せずに食べるべきです。

 

一缶100円の頃なら、煮て食べようが、焼いて食べようが、少なくとも安価で動物性たんぱく質を摂ることには役立ったわけですが、最近のブームで1000円もするようなサバ缶を買って、それでカレーに煮込んでいたのでは、何をしているのかわかりません。 EPAやDHAは空気中で加熱したら一発で酸化され過酸化脂肪酸となってしまい、これはむしろ有害なのです。

 

200グラムのサバ缶を食べようとして、少しのこしたのですが、冷蔵庫に入れて翌朝、典型的な過酸化脂肪酸の匂いを強烈に放っていました。 一切、加熱はしてないのですが。 開けてすぐ食べる、これが基本です。

 

サバを焼いて食べるなら、生のサバの切り身を網の上で焼いて油を燃やすか垂らして除きます。EPAやDHAが熱で酸化し変性するからです。  真空加熱ではない昔ながらの煮つけ缶詰は、ドレインというのですが、加熱により酸化し傷んだ油は垂らして除去し、飼料や醗酵培地原料にします。魚の油を加熱すれば、そのまま食べるのではなく、何らかの形で取り除くものです。 折角、真空加熱して酸化を抑えたEPAやDHAが入ってるサバ缶を買ってきておきながら缶を開けて加熱調理すると何をやっているのかわかりません。

 

ところが人気レシピを見ていると、わざわざ加熱して過酸化脂肪酸という有害物質に変えるものが多いようです。

 

 

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