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2019年01月03日

  

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このところインフルエンザの流行が広がり、ブログの記事の中でも10年前に書いたインフルエンザ対策に関するものが多く読まれています。

 

対策といっても予防と治療がありますが、どちらも決定的なものはないという現実を認識することが大切です。 こうすれば大丈夫ということはない、のです。

 

かかってしまったら、今は正月でもありますし、人に染さないようにする、つまり不用意に外出しないということですが、家の中にいる家族はどうしようもありません。 私はこの30年、風邪をひいていないので自分の対策法というのは永年やってないわけですから全くあてにならないのですが、かつてどうやっていたかというと、激しい運動をして汗を流しました。 もちろんサッと汗を流して体を温めます。 するとうそのように楽になって早く治りました。 ただしこれは人にはすすめられません。症状が出始めて熱がどんどん上がっている時は安静以外ないでしょう。峠を越してグズグズしている感じの時は体を動かして体内に滞っているものを流しだすのはいいのですが、しんどいのを無理したり、下手に外にでて凍えているようなら逆効果でしょう。 フラフラしてけがをしても大変です。 また、くしゃみをするとウイルスをまき散らします。 数百メートルは飛んでいくとされていますが、いや、2000メートルとんだこともあるとする説があります。 正確な数字はともかく、くしゃみの風速はかなりのもので、ウイルスはとんでもなく遠くまでとんでいく、周囲の人に捲くだけではないことは頭に入れておいた方がいいでしょう。 

 

マスクに予防効果は認められませんが、まき散らしてはいけませんので、マスクはした方がいいのです。あんたマスクしなくていいと言ったではないかと思う人もいらっしゃるようですが、「感染予防効果」は認められないと書いただけで、人に染さないためにもマスクはしておいた方がいいと書いておいたのですが、、、 私自身、のどの湿り気を守るためにマスクしますよ、とも書いております。 マスクしてるから自分は感染しないんだ、と思ってるなら大きな間違いですよ、ということです。

大腸菌で1000分の1ミリくらいの大きさです。 ウイルス粒子というのは例外的に巨大なのもいますが、もっと小さいのです。 ところが、ウイルスはくしゃみに含まれる粘液の塊、飛沫核にくっついてとんでいきますので、とりあえず、小さな水滴が飛んでいくのを防げばいいのでマスクを選ぶ際に、99Nとか、細かい目のものである必要はありません。

 

あとは体を温めるとか、水分補給はちびちびとまめにする、とか、できたらビーフスープとか、たんぱく質でも消化の負荷がかからないようにエキスになっているもの、とか、ビタミン類、とくにCとか、B1、B2とか、胃に負担にならない範囲でなんとか多い目にとる、とか当たり前のことを当たり前にやって、体を休めないと、熱が上昇しているフェーズではどうにもなりません。 治す薬はありません。 風邪薬は休みたい体にむちをうってでも仕事をしないといけないなら、症状を抑えるためにのむ手はありますが、体は傷みます。 正月で寝てるんだったら風邪薬をのむ必要はないでしょう。

 

予防というのも、元気に生きる以外にはありませんので、これをやっておけば自分は感染しないんだというあやふやな思いを消し去ることです。 弱り目に無理をすれば感染します。 防げません。 うがい、手洗いは、ほどほどにやればいいのですが、インフルエンザウイルスのような気道感染するウイルスには何の関係もありません。 よくウイルスはわずか20分で感染すると書いてありますが、「一瞬」です。のどを洗っても、手遅れです。 接触した瞬間に感染しています。 雑菌がとりついてる、とか異物感があるなら適当にうがいすればいいのですが、やり過ぎたら粘膜が傷み、かえって感染しやすくなります。

ワクチンは重症化防止を目的とするもの、であって、感染予防はそもそも目的にもなっていません。重症化を防止するエビデンスはありませんが、防止しないというエビデンスもありませんので、どうするかは「自分で決めてください」これが国の基本スタンスです。 少なくとも、ワクチンをうったから感染しないんだ、とはならない、ということです。 流行している型と、ワクチンの型は関係ありません。 ただし、ウイルスの型と、ご自身の細胞表面のレセプターの型との間で、感染のしやすさ、しにくさ、の違いを生み出すことががあります。 実際に、メキシコシティーで特定の人々の間では異常な感染率で大流行して重症化し、それ以外の人はあまり感染せず、重症化しなかった事件がよく知られています。

 

 

 

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